キャ道

「きゃどう」と読みます。ゆるく楽しむキャンプ道。

焚き火をほめる

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こんにちは。キャンプ100%(@3yrs_camper)です。

ほぼ日刊イトイ新聞 というWebサイトに、以前「ほめ道をゆく」という連載があって、好きでした。やたらと褒めるの、なんか読んでて楽しい気分になるんですよね。

というわけで、今日は焚き火を褒めてみます。

 

焚き火。私が褒めるまでもなく、みんなが大好き。

老若男女、キャンプしない人も、けっこうみんな好きなんじゃないですかね。初詣で神社に行くと、焚き火にぼーっとあたってる人、たくさんいるでしょ。

 

焚き火を見ていると、なんか落ち着きます。本物の焚き火がもちろんベストだけど、焚き火の動画を見ているだけでも、不思議と少し落ち着く。

焚き火の落ち着き効果を、もっと普段の生活に活かしたらどうでしょう?
例えば、会議室のプロジェクターで、焚き火の動画を流しておく。リラックスして意見交換するには、お菓子を食べながらがいいとか、アロマを焚くと良いとか言いますけど、焚き火動画も良いんじゃないのかな。活発な意見交換とはちょっと違うだろうけど、でも、よく考えた良い意見がたくさん出そうです。お互いの意見に耳を傾けるのも、たぶん普段よりよくできる。時間はかかるでしょうけどね。

 

つい仕事で考えてしまいましたけど、家庭でも。
自分では悪いと分かっていることでも、なかなか認められない注意ってありませんか。焚き火動画を見ながらだったら、少しは素直に聞けるかも。

焚き火をしながら話すと、ペースがゆっくりになるのも好きなんですよ。たいしたことを話すわけじゃないけど、会話そのものをじっくり楽しむ感じになりますね。

 

焚き火って、環境に悪いのかな?ってちょっと考えたことはあります。CO2の排出になるのかな、と。

ネットで調べてみたら、「化石燃料を燃やすより、ずっとカーボンニュートラルである。CO2を増やすことにはならない。」という情報が複数、出てきました。もともと木は、大気中のCO2をその身にため込んでいるので、焚き火はそれを大気中に返すだけである、と。つまり地球全体で見たら、CO2を増やしていることにはならないんだって。素晴らしい。
ただ、これはあくまで「化石燃料を燃やすのと比べて」です。都合のいいところだけ覚えて振り回さないように、気を付けないとね。でも思ったよりは、心を痛めなくて良さそうです。

 

暖を取れるし、調理もできるし、炎を見て、薪の音を聞いて、心も休まる。もう、焚き火をする理由はそれで十分ですね。
視覚、聴覚、味覚、温度の感覚、心の感覚を満たす、そんな熱源。

 

というわけでみなさま、次回のキャンプでも楽しい焚き火を。

あ、火の始末と、後片付けもきれいにね。あなたが焚火で楽しんだ分、誰かが悲しむのでは、プラマイゼロどころかマイナスですから。